サービス提供責任者(以下サ責)のお仕事は多岐に渡りますが、とりわけ重要、というよりむしろ本来の業務は利用者への介護サービスを円滑に進めることです。そのためのスケジュール管理と、そのサービスが適切に行われたかの確認を行う、管理業務が本道であるはずです。
実際の現場はどうでしょうか。管理業務に付き物の報告資料が山のようにあります。正直、こんなところまで必要か?と疑問に思えるような書類まで存在します。これも粗悪な介護施設が存在してきたツケでしょうか。ちゃんとチェック機能が働いているかをお役所がチェックするための資料なのですね。
結果として管理業務者が管理される側に。事務仕事に忙殺されて、本来の管理業務が疎かになるという本末転倒な状態に。これは決して介護業界だけでなく、他の業界でも大きな負担になっていると思います。私が以前勤めていた自動車販売の業界でもいろいろな届出書類に振り回されていました。
「そんなもの事務員にやらせておけば」・・・はい、ひとつの答えです。打ち込み作業なら時間単価の低いスタッフにやらせるのは良策だと思います。なにも時給の高いサ責に振るべき仕事ではありませんね。作業だけなら問題はないのですが、内容によっては判断が伴う仕事になります。こうなるとやはりサ責の仕事になります。
作業の部分は他に任せて判断する部分だけをサ責が受け持つ、そんな都合のいい話は・・・はい、アルテ青森がご提案します